近赤外線が肌内部の筋肉組織まで侵入して悪影響を及ぼすといわれているので、近赤外線対策のできる日焼け止めアイテムをランキングでご紹介していきます。
人気なのは価格は高いけどポーラB.Aプロテクタークリームや、安くて神ファンデといわれているマキアレイベルです。
近赤外線を対策しなければいけないということは2018年今でもまだまだ新しい話題となっています。
そのため、従来と同じようにUVA/UVB対策の日焼け止めが多く販売されています。
しかし、これからは、近赤外線の危険・怖さがたくさん広がってくると思います。
そうなると、今は数の少ない近赤外線カット日焼け止めが増えてくるでしょう。情報をキャッチできたのなら、チャンスです。今すぐ先取りしてしまいましょう!
目次
近赤外線は肌にどうして悪影響を及ぼすの?

引用元:https://www.amritara.com/alllight/
強い日差しで、肌がジリジリと熱くなることがあると思いますが、それが近赤外線です。遠赤外線は、ほっこり優しいぬくもりですし、暖房は遠赤外線によるものです。
今までは、UVA/UVBの紫外線対策をすることが大事で、その為の日焼け止めが多く販売されていました。紫外線が10%程度なのに対して、赤外線(近赤外線を含む)は50%以上も地上に降り注いでいます。
最近では、研究が続けられ、近赤外線が肌に危険だということがわかりました。
なんと、UVAやUVBよりも肌のもっと深いところまで侵入するのです。強いものは、筋肉にも到達するといわれています。
その量は、UVAの3倍以上です。
UVAは真皮に届いてコラーゲンやエラスチンを破壊するのですが、近赤外線は、真皮の下の皮下組織に届き筋膜に悪影響を及ぼします。その結果、皮膚の土台がよわってしまうため、シワやたるみが生じてしまいます。
ちなみに赤外線(Infrared :IR)の種類には近赤外線・中赤外線・遠赤外線の3種類に分かれます。
近赤外線 | Near- infrared NIR |
中赤外線 | Mid-wave infrared MIR |
遠赤外線 | Far-infrared FIR |
近赤外線と同様にブルーライトも危険
上の図でわかる通り、近赤外線のようにUVAやUVBよりさらに深部まで到達するのがブルーライトです。
ブルーライトはスマホやパソコンなどから多く発生しているため、目に負担がかかりやすいのですが、肌にも負担がかかります。そのため、ブルーライトカットできる日焼け止め化粧品が販売されています。
こちら↓↓にブルーライトの肌への影響と12アイテムの化粧品をご紹介しているのでチェックしてくださいね。近赤外線とブルーライトの両方を理解しておきましょう
近赤外線対策できる日焼け止め化粧品ランキング
近赤外線カットができる日焼け止めは、2015年ごろからじわじわと出てきていましたが、2018年は、大手の化粧品メーカーではないところも新しく取り入れています。
ここでは、近赤外線対策カットのできる定番の人気日焼け止めをご紹介していきたいと思います。
全部で14種類ご紹介
ベース・化粧下地⇒ 4種類
パウダー・ファンデーション⇒ 2種類
乳液タイプ⇒ 2種類
クリームタイプ⇒ 4種類
美容液タイプ⇒ 1種類
スプレータイプ⇒ 1種類
【第1位は、近赤外線対策できる人気で定番のポーラB.Aとマキアレーベル】
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【近赤外線対策できるベース・化粧下地】
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大塚製薬 インナーシグナル
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【近赤外線対策できるパウダー】
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【近赤外線対策できる乳液・ミルクタイプ】
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![]() ドクターシーラボ
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【近赤外線対策できるクリームタイプ】
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【近赤外線対策できる美容液とスプレータイプ】
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でも、3ヶ月ほどは持つので、1ヶ月3000円程度なので、伸びもいいですし、意外とコスパは悪くないとも思います。
コスパを重視するなら私のおすすめは、スパトリートメントHASパーフェクトCCです。マキアレイベルとも迷ったのですが、幹細胞培養液が配合されているので気に入っています。
ポーラB.Aで近赤外線を研究
ポーラは、早くから「近赤外線」に注目していました。
UVAよりも3倍以上肌の奥に侵入するのが近赤外線です。
ポーラの研究によると近赤外線を浴びて3日後にコラーゲンを破壊する酵素が2倍にも増えたのだそうです。紫外線と同じ働きをしているといわれており、UVAよりもかなり危険な存在ということになります。
また、繊維芽細胞を生み出す糖たんぱく質の一種であるバーシカンは、近赤外線を浴びた4時間後に生産量が減ったと実証しました。
参考サイト:ポーラB.Aプロテクター
さらに、シャクヤクエキスが近赤外線によるコラーゲン分解酵素の増加を抑制する作用があるとわかったそうです。
エステや美容整形で使われているけど危険なの?
近赤外線は、美容整形外科やエステでコラーゲンの生産を促進する機器として使われています。
これは、どうしてかというと、太陽光から発せられる強い近赤外線とはちがい、機械で弱い近赤外線に調節したものだからです。
強い近赤外線は肌に危険ですが、弱い近赤外線は、美容には欠かせないものとなっています。
近赤外線はどんな場所で使われているの?
リモコンや電子レンジ、カメラ、オーブントースター、テレビやパソコン、こたつ、LED機器などにも近赤外線は使われています。
最近では、日本人がアメリカで発表した「がん治療」にも、近赤外線は使われています。このがん治療は、がんだけを消滅させ、さらに医療費も高くないので今後、広まっていくといわれています。
参考サイト:mugendi
また、果物の糖度チェックや日本酒やワインなどのアルコール濃度、食品の脂質量などを測定する機器に使われます。
弱い近赤外線は、美容、医療、食品、科学などに役立っています。ただ太陽から降り注ぐ近赤外線は強いため、肌に悪い影響を及ぼすことがあります。
近赤外線カットは日焼け止め以外に対策はあるの?
上記に書いたような近赤外線カットができる日焼け止めを塗っておくだけでもいいですが、さらに、周りと肌ケアに差をつけるためにいくつかアイテムをご紹介します。
●近赤外線カットをコーティングしているメガネやサングラス
●抗酸化作用のある化粧品成分や食べ物を摂取
●近赤外線から皮脂が肌を守ってくれるため、乾燥肌にしない
近赤外線が肌内部に侵入すると、活性酸素が発生します。これは、しわやたるみが増え老化肌の原因です。
活性酸素を減らすためにも、抗酸化作用のある化粧品成分や食べ物を摂取することをおすすめします。
【化粧品成分】 【食材】 |
紫外線は通常ならメラニン色素が肌を守ってくれます。そして、近赤外線は、皮脂が肌を守ってくれます。そのため、乾燥肌の人は、近赤外線の影響を受けやすくなるということです。
つまり、保湿ケアもとても大事ということになりますね
紫外線や近赤外線は、太陽から降り注ぎますが、最近はビルやコンクリート、アスファルトで照り返しがきつくなっています。そのため、あらゆる方法で、日焼け対策をしておかなければいけません。
抗酸化作用のある飲む日焼け止めもおすすめ。サンスクリーンと飲む日焼け止めサプリを併用することで全身の日焼け対策ができますよ。飲む日焼け止めサプリは美容成分も配合されています。
近赤外線と紫外線が合わさると最強になる!?
近赤外線は、紫外線と合わさるとさらにも増して肌に悪影響を及ぼすそうです。
紫外線カットだけの日焼け止めしか持っていない時は、それだけでも必ず使うことをおすすめします。
そうすることで、近赤外線の影響は受けるけれども、紫外線と合わさった時よりも肌へのダメージは抑えられます。
そして、化粧品で抗酸化作用のある成分を配合しているものを持っていれば、その基礎化粧品を使った後に日焼け止めを使うと、効果がでるといわれています
近赤外線対策は外面と内面のケア
近赤外線は、いいところと悪いところがあります。
メリットは、弱い近赤外線でコラーゲンの生産を増加させたり血流をよくしたり体を温める作用があります
デメリットは、太陽から注がれる強い近赤外線で、紫外線と合わさって光老化を促進していきます。コラーゲンの分解酵素を増やしたり、活性酸素を増加させたりするので、はだのハリや弾力がなくなってきます。
近赤外線カットの化粧品を利用しつつ、抗酸化作用のある化粧品成分や食べ物で対策しておきましょう